幼稚園・保育所の給食改善の実際 講座を終えて
1月29日(日)、全国初開催の講座「幼稚園・保育所の給食改善の実際」を無事終えることができました。参加者は九州からの10名を含む51名でした。栄養士さんや園長先生に多くご参加いただき、みなさんの真剣なまなざしに大変励まされました。6時間に及ぶ講座でしたが、全員の方が本当に必死で聴きとっていらっしゃいました。
幕内先生のお話は、何回聴いても面白い!!あれだけポンポン面白い発想で難しいことをわかりやすく伝えことができるって超人です。先生の脳みそは緻密で繊細で重量も超人的なんでしょうね。あれだけの講座をこなされて、その後、息も抜かず、食事中も人物観察、研究・・・。東京に戻られるなり空港で取材も受けられたにもかからず、さらにまた研究している・・・。そして、翌日も・・・。凡人の私はあきれてしまいました(笑)。
江津市のあさり保育園の相山先生からは、参加者のみなさんが明日からすぐに取り組めるような方法をご紹介頂き、さらに給食改革に向けてのコツをみなさんが安心できるようお話してくださいました。
益田市の吉田こども園の杉原先生からは、こども園での素晴らしい取り組みをご紹介頂き、保育園・幼稚園にとどまらず子どもの健康のために社会全体を見渡したご提案も頂きました。両先生方とも慈愛に満ちたすばらしいご講演で、これからの希望に満ちあふれ心強さを感じました。
今日学ばれたみなさんは、自信を持って家庭や園の改革に進まれると思います。ただ、家庭も職場も相手がいます。そこでまたとまどいが出てきたら、ぜひ幕内先生や相山先生、杉原先生に相談されてください。先生方は本気で食事をよくしたい方にはしっかり向き合ってくださいます。先生方には敷居が高いと思われる方はぜひ支部にご連絡ください。お待ちしております。
皆さんの感想
・色々と子ども達に食べさせてあげたいと思っていたが、シンプルでいいんだと思いました。振り返ると、私も子どもたちもごはんが好きです。研修で聞いたことを園で話合い、取り組んで行けるか検討していきたいと思います。とても大切な時間でした。ありがとうございました。(25歳、栄養士)
・給食に不満を抱える親子さんがたくさんいて実態を知るために参加してみました。先生のお話はシンプルでとても分かり易かったです。講座に参加された方の意識の高さ、関心の強さに元気、勇気をもらいました。保育園の先生方の話しは、大人は子ども達に教えられることばかりだと思いました。(51歳、飲食店オーナー)
・今までは栄養摂取量を基準に献立を作成し、調理をしていたが、今日の講演を聞いて、すぐに自園でも幕内先生のお話された給食を取り入れたいと思いました。(28歳、栄養士)
・とても参考になりました。頑張って献立をたてたりしてますが、どうやって保育士さん方に伝えていったらいいのかが一番課題です。(37歳、調理師)
・調理師の免許を持っており、歯科との深い繋がりを感じます。今後、予防歯科に関わる点も多く、来てみて本当に良かったです。(40歳、歯科助手)
・保育園給食に活かせる内容をたくさん聞けました。(35歳、栄養士)
・体作りで大切なポイント、和食を改めて学ぶことができました。日本人として、お米を主食にして根付くように乳幼児期に伝えたいと思います。(57歳、 )
・まだまだ改善するべきことがたくさん見つかりました。今後、自園の給食を見つめ直していきたいと思います。(26歳、管理栄養士・幼稚園)
・給食についてこのような話しを聞いたのは初めてで、とても驚く点が多かった。勉強になりました。(25歳、栄養士)
・1月あkら保育所で働くようになり、分からないことだらけ今日参加させて頂きました。とても為になり、食にさらに興味を持ちました。ありがとうございました。(31歳、栄養士)
・来て良かったです!!自分自身が3人の子どもを産んだ後、幕内先生の本と出会い、子どもの食の問題から解放された経験、子どもの生き生きとごはんを食べる姿を目の当たりにしているので、今日のお話、ストンと入り、身にしみました。これからどうお母さん達に伝えていくか学びたいと思い、参加しましたが、豊富な資料とお話、大変参考になりました。熊本でも完全米飯給食が広まるようできることを一歩づつやっていきます。「種まき」ですね!!心に留めてこれから活動していきます。(34歳、教員、子育てサークル主宰)
・米飯給食実現に取り組み始めたいと思います。(39歳、管理栄養士)
・完全米飯給食の良さはとてもよく分かりました。米、小麦アレルギーの対応が気になりました。おかずを減らして米飯が増えた時、「給食これだけ?」と園児に言われたことがあり、そのあたりが心配ですが、園長先生と共に検討してみようと思います。(32歳、栄養士)
・大変参考になりました。自園でも献立を見直し、和食(米)を増やし、地元の食材を取り入れて取り組みたいと思います。今回のお話を学校、保護者方へ伝えていくのが使命だと思います。貴重なお話ありがとうございました。(38歳、調理師)
・「じょうぶな・・・」講演以来2度目の参加です。今回は日ごろ、気になっている様々なことに納得のいくお話でとてもよかったです。アレルギー持ちの息子4歳が今後、よりよい学校生活を送れればと思い、参加しました。今回、改めてこの食育を広めていきたいと思いました。次回の講演会には、息子の通っている幼稚園の先生方をお誘いしてみようと思います。ありがとうございました。(39歳、主婦)
・献立の見直しをしてみたいと思いました。ごはんの大切さを実感しました。(43歳、給食)
・献立表の2週間サイクルがとても勉強になりました。おかずがメインと思っていたので、幕内先生のお話を聞いて、今までの考え方を振り返ってみます。(37歳、給食)
・実際にされているところのお話、他では聞けません。良かったです!!(38歳、施設職員)
・今日の献立を聞いて、脂と肉が多いのかなと思います。もう少し、おかずをシンプルにしたほうがいいのかなと感じました。(60歳、調理師)
・昨年より、完全飯にしています。やはり子ども達のお腹をみたすのはご飯だなと思いました。(61歳、調理師)
・米飯給食と食糧自給率の関係をもっと宣伝していく必要を感じました。子どもの4度目の食事、新しい考えとして新鮮に受け止めました。パン食は脂が多く取る結果になることを改めて認識しました。(69歳、市議)
・非常に興味深い内容でした。自分の子どもが白ご飯しか食べないことに悩んでいましたが、ご飯中心の食事で良いことが分かり安心しました。沖縄の問題、死亡率をみると、子どもの頃の食事がいかに大切か痛感した。先を見据えて子どもの食事を作ろうと思う。(37歳、臨床心理士)
・幕内先生のお話よく伝わりました。少し筒でも給食改善できたらと思っております。(40歳、栄養士)
・自分の保育園でも少しづつ進めていこうと思う。(37歳、栄養士)
・とても参考になった。(62歳、八百屋)
・米飯給食の大切さを改めて感じた。アレルギーが増える中、除去食や代替食に悩まされます。全職員で米飯給食の大切さを共有し、良い方向にもっていけるようにと思います。(32歳、栄養士)
・取り入れられるものから取り入れたいと思います。(28歳、栄養士)